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BLW離乳食で後悔する理由7つ|失敗を防ぐ安全な進め方も解説

BLW離乳食で後悔する理由7つと失敗を防ぐ安全な進め方

「BLW離乳食を始めたものの、思っていたより大変」「この進め方で本当に大丈夫?」と不安になっていませんか。


BLW(Baby Led Weaning)は、赤ちゃんが自分で食べ物をつかみ、自分のペースで食べる離乳法です。食への意欲を尊重できる一方で、窒息への不安、栄養バランス、片付けの負担などを知らずに始めると、後悔につながることがあります。


この記事では、BLW離乳食で後悔しやすい理由と、失敗を防ぐための安全な進め方を管理栄養士監修の視点でわかりやすく解説します。BLWだけにこだわらず、従来の離乳食と組み合わせる方法も紹介します。


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BLW離乳食で「後悔した」と感じる理由7つ

BLW離乳食で後悔する7つの理由

BLWそのものが悪いわけではありません。後悔の多くは、始める前のイメージと実際の負担に差があることから生まれます。

1.食べ物をほとんど食べてくれない

最初は食べ物を握る、つぶす、落とすだけで、口に運ばない赤ちゃんもいます。BLWでは赤ちゃんの自主性を尊重するため、食べる量が増えるまで時間がかかることがあります。

食べた量だけで成否を判断せず、触る・においを嗅ぐ・口元へ運ぶことも食べる練習と考えましょう。

2.床や服が汚れて片付けが大変

食材を投げたり、握りつぶしたりするため、毎食後の片付けが負担になりやすい方法です。床にマットを敷く、洗いやすいエプロンを使う、少量ずつ出すなどで負担を減らせます。

3.窒息や誤嚥が怖くなった

固形の食べ物を扱うため、えずく様子を見て怖くなる保護者は少なくありません。えずき(嘔吐反射)と、呼吸ができなくなる窒息は異なりますが、どの離乳法でも窒息対策は必要です。

こども家庭庁は、丸く硬い食品を避け、りんごや梨などは柔らかく加熱するなど、食材の硬さと切り方を工夫するよう案内しています。

4.鉄分やエネルギー不足が心配

野菜や果物に偏ると、鉄分・たんぱく質・エネルギーが不足する可能性があります。BLISS研究では、毎食鉄を多く含む食品を用意するよう助言を受けたBLW群で、従来法と比べて鉄摂取量や鉄栄養状態に有意な差はみられませんでした。

毎食、鉄を含む食品・エネルギー源・食べやすい野菜や果物を組み合わせることが重要です。

5.食材の硬さや大きさがわからない

「手で持てる大きさ」だけを意識し、硬さの確認が不十分だと危険です。初期は大人の親指と人差し指で簡単につぶせる柔らかさを目安にし、丸い食品や硬い塊は避けます。

6.外食や保育園との両立が難しい

家庭ではBLWでも、外食先や保育園ではペースト・刻み食が中心になることがあります。やり方を完全に統一する必要はありません。環境に応じてスプーン食を取り入れても、赤ちゃんの自立を妨げるわけではありません。

7.BLWを続けなければと頑張りすぎた

「ペーストを与えたらBLWではない」「親が手伝ってはいけない」と考えすぎると、親子ともに食事が苦痛になります。赤ちゃんの体調や発達、ご家庭の負担に合わせて柔軟に調整しましょう。

BLW離乳食で後悔しないための進め方

BLW離乳食で後悔しない安全な進め方

開始の発達サインを確認する

  • 首がしっかりすわっている
  • 支えがあれば安定して座れる
  • 食べ物に興味を示して手を伸ばす
  • 舌で食べ物を押し出す反射が弱くなっている

月齢だけで判断せず、発達のサインを確認します。早産、発達の遅れ、嚥下機能への不安、体重増加の心配がある場合は、始める前に小児科医や管理栄養士へ相談してください。

食事中は必ず大人がそばで見守る

赤ちゃんを椅子にまっすぐ座らせ、歩きながら・寝転びながら食べさせないようにします。食事中は目を離さず、口へ食材を無理に押し込まないことも大切です。

毎食3種類を意識する

  • 鉄・たんぱく質:柔らかい肉団子、魚、豆腐、卵など
  • エネルギー源:軟飯、いも、パン、アボカドなど
  • 野菜・果物:柔らかく加熱した野菜や果物

従来の離乳食と組み合わせる

BLWとスプーン食は二者択一ではありません。赤ちゃんが自分で持つ食材を用意しながら、鉄を含むペーストやおかゆをスプーンで補う方法もあります。赤ちゃんが顔を背けたら止めるなど、反応を見ながら与えましょう。

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BLWをやめる・休むことを検討したいケース

BLWをやめる・休むことを検討してよいケース

  • 体重増加や成長について医師から指摘されている
  • 食事のたびに強くむせる、咳き込む
  • 食べられる食材が極端に少ない状態が続く
  • 保護者の不安や負担が大きく、食事が苦痛になっている
  • 赤ちゃんが座位を保てない、嚥下機能に不安がある

BLWを休んだり、従来法へ切り替えたりしても失敗ではありません。赤ちゃんが安全に栄養を取り、家族が無理なく続けられる方法が優先です。

準備が大変なときは市販品も活用しよう

BLWの準備が大変な日に市販のベビーフードを活用する方法

毎回、月齢に合わせて硬さや形を調整し、栄養バランスを考えるのは簡単ではありません。忙しい日は手づかみ食べ用の冷凍ベビーフードを組み合わせると、調理と片付けの負担を減らせます。

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よくある質問

BLW離乳食についてのよくある質問

BLWを途中でやめても大丈夫ですか?

問題ありません。ペースト食やスプーン食へ切り替えたり、一部だけ手づかみ食べを残したりできます。赤ちゃんとご家庭に合う方法へ調整しましょう。

BLWは従来の離乳食より窒息しやすいですか?

2024年の系統的レビューでは、BLW・安全面を調整したBLISS・従来のスプーン食の間で、窒息リスクに統計的な差を報告した研究はありませんでした。ただし、どの方法でも窒息は起こり得るため、安全な食材選びと見守りは必須です。

食べる量が少なくても大丈夫ですか?

離乳初期は母乳やミルクも重要な栄養源です。ただし、食べる量が増えない、体重増加が不十分、元気がないなど心配がある場合は、自己判断せず小児科や自治体の栄養相談を利用してください。

まとめ|BLWで後悔しないために無理なく取り入れよう

BLWを親子に合わせて無理なく続けるポイント

BLW離乳食で後悔しやすいのは、窒息への不安、栄養不足、片付けの負担、「続けなければ」というプレッシャーなどです。

BLWは厳格に守るルールではなく、赤ちゃんが自分で食べる経験を尊重する一つの考え方です。従来の離乳食や市販品も組み合わせながら、安全で続けやすい方法を選びましょう。

参考:こども家庭庁「窒息・誤飲事故」BLISS研究(鉄摂取・鉄栄養状態)Complementary feeding approaches and risk of choking: A systematic review