コラム

離乳食のおやきに何を添える?材料別の献立例と主菜・野菜を足す順番

おやきは用意できたけれど、「ほかに何を出せばいい?」「魚入りなら主菜はいらない?」と献立で迷うことがあります。

おやきの献立は、入っている材料を確かめてから、足りない主食・主菜・野菜を組み合わせます。料理の数を増やすことより、材料の重なりと不足を見て、無理なく準備しましょう。

以下は、食べ慣れた食品を使うことを前提とした本記事の献立例です。組み合わせるだけで必要な栄養が必ず満たされるものではなく、量と形は一人ひとりに合わせて調整します。

献立を立てる順番は、材料を見る・不足を足す

献立を立てる順番は、材料を見る・不足を足す:材料が少し入ることと、一食分がそろうことは別です

札幌市は後期の食事を、穀類などの主食、野菜や果物、魚・肉・豆腐などの主菜の組み合わせで案内しています。混ぜて焼くおやきも、材料ごとに見れば献立を考えやすくなります。[参考]

  1. おやきに使う材料と量を確認する。市販品は原材料と栄養成分表示を見る。
  2. 主食・主菜・野菜で、まだ足したい役割を選ぶ。
  3. おやきに入っている分と、別のおかずに使う分を合わせて調整する。
  4. 食べる力に合う固さ・形・温度に整えて提供する。

量の数え方や、ご飯を減らすかどうかの判断は、次の記事で詳しく紹介しています。

離乳食のおやきはご飯の代わりになる?主食の数え方・量と材料の配分離乳食のおやきはご飯の代わりになる?主食の数え方・量と材料の配分 ›

ご飯入りおやきの献立|具材で主菜を調整する

ご飯入りおやきの献立|具材で主菜を調整する:ご飯・魚・野菜が入る場合も、それぞれの量を確認します

9~11か月頃向けの例として、パルシステムには軟飯・ツナ・ブロッコリーを使うお焼きがあります。この料理なら、ツナも主菜の材料として考えます。[参考]

献立例 組み合わせる理由 調整すること
ご飯・ツナ・ブロッコリーのおやき+にんじんのやわらか煮 おやきに主食と魚を含むため、野菜料理を添える例 ブロッコリーとにんじんの合計を見て盛り付ける
ご飯・青菜・しらす・チーズのおやき+豆腐と大根の煮物 少量の具だけで十分かを確認し、必要に応じて主菜と野菜を補う例 しらす・チーズ・豆腐が重なるので、各量を調整する

2つ目は岡山市の12~18か月頃向けごはんおやきを使う献立の考え方です。9か月向けのレシピと混ぜず、その子が食べられる調理状態を確認してください。[参考]

おやきに入れたご飯も主食に含めます。別のご飯を追加するときは、米の使用量や取り分けた割合も見て決めましょう。

じゃがいも・豆腐のおやきに添える料理例

じゃがいも・豆腐のおやきに添える料理例:おやきの名前や枚数だけで、献立は決められません
おやきの種類 献立例 考え方
じゃがいも・粉チーズ・青のり 食べられる固さのご飯+白身魚の野菜あん いもも含むため主食量を調整し、魚と野菜を添える
豆腐・野菜 軟飯+やわらかな野菜煮 豆腐を主菜の材料として数え、別の肉や魚を機械的に追加しない
じゃがいも・ツナ・野菜 食べられる固さのご飯+必要に応じた野菜料理 ツナと具材の野菜の量を先に確認する

これらは量を固定しない組み合わせ例です。じゃがいもとご飯は水分や栄養成分が異なるので、同じ重さで置き換えません。また、豆腐入りだから必ず主菜が足りるという意味でもありません。

じゃがいも・粉チーズ・青のりのおやきの作り方は熊本市のレシピを参考に、別記事でまとめています。[参考]

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汁物は必須の一品ではない

料理数を増やすために、必ず汁物まで用意する必要はありません。水分を含む煮物やあんかけを使う方法もあります。食べ慣れた料理を活用し、味付けは薄めに整えてください。

作り置きは、おやきと合わせるおかずを分けて準備

作り置きは、おやきと合わせるおかずを分けて準備:食べ残しを次の献立へ回さず、食前に取り分けます

同じおやきが続く日は、添える野菜を替える、主菜の種類を替えるなど、材料を分けて準備すると組み合わせを変えやすくなります。おやきへ毎回すべて混ぜ込もうとしなくても構いません。

  • 野菜は食べる力に合うやわらかさへ加熱し、料理へ使う前の清潔な状態で小分けにする。
  • おやき・野菜・魚などを区別し、材料と調理日がわかるようにする。
  • 使う分だけ取り出して十分に再加熱し、食べる温度と固さへ整える。

吹田市の目安は、手作り離乳食の冷凍でも1週間。解凍したものの再冷凍や冷蔵での取り置きは避けます。市販品は商品ごとの保存・加熱表示を優先してください。[参考]

手間を減らすために、硬いおやきへ全食材を詰め込む必要はありません。スプーンで介助するおかずを組み合わせる方法も選べます。

まとめ|おやきに入っていない役割から足す

まとめ|おやきに入っていない役割から足す:一品で完成を目指すより、食べ慣れた料理を組み合わせます

おやきの献立は「おやき+何品」と固定せず、材料を確認して足すものを決めます。魚や豆腐の入った分を含めて主菜を調整し、野菜や主食もそれぞれ確認しましょう。

完了期に入っても、食べる力や食欲には個人差があります。月齢だけで大人と同じ形にせず、落ち着いて座り、大人がそばで見守る環境を整えてください。[参考][参考]

忙しい日は、調理済みのおやきから献立を考えても