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手づかみ食べとは?いつから始める?進め方・メニュー・注意点

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「手づかみ食べはいつから?」「どんな食材を、どのくらいの固さで出せばいい?」と迷う方は多いのではないでしょうか。

手づかみ食べは、赤ちゃんが自分で食べ物をつかみ、口へ運ぶ食べ方です。月齢だけで判断せず、姿勢や食べ物への興味などの発達サインを確認しながら、少量から始めましょう。この記事では、始める時期、メリット、進め方、メニューの考え方、安全上の注意点までまとめて解説します。

手づかみ食べとは?

赤ちゃんが食べ物を見てつかみ口へ運ぶ手づかみ食べの流れ

赤ちゃんが自分でつかんで食べること

手づかみ食べは、大人がスプーンで口へ運ぶのではなく、赤ちゃん自身が食べ物を見て、手でつかみ、口へ運ぶ食べ方です。最初は触るだけ、握りつぶすだけでも大切な経験です。

食具を使う前の大切なステップ

食べ物まで手を伸ばし、力加減を調整して口へ運ぶ経験は、やがてスプーンやフォークを使うための土台になります。自分に合う一口量を少しずつ覚える機会にもなります。

BLWとの違い

BLWは離乳開始時から赤ちゃん主導で固形物を取り入れる考え方です。一方、日本で一般にいう手づかみ食べは、離乳食に慣れた後、発達に合わせて取り入れる場合が多く、必ずしも同じものではありません。

手づかみ食べはいつから?開始サインを確認

手づかみ食べを始める赤ちゃんの発達サイン

生後9か月頃がひとつの目安

厚生労働省の資料では、9か月頃から手でつかめる大きさの食べ物を用意する例が示されています。ただし、発達には個人差があるため、月齢だけで急いで始める必要はありません。

月齢より確認したい3つのサイン

  • 椅子に座った姿勢が安定している
  • 食べ物に興味を示し、手を伸ばす
  • 口を動かして食べ物をつぶせる

姿勢が不安定なまま始めず、足や体を支えられる椅子を使いましょう。

手づかみ食べをしなくても焦らない

手が汚れるのを嫌がる、まだ食べ物に手を伸ばさない赤ちゃんもいます。まずは食べ慣れた食材を目の前に置き、触れる機会をつくるところから始めてください。

手づかみ食べのメリット

手づかみ食べで自分で食べる力を育てる赤ちゃん

食べる意欲を育みやすい

自分で選び、自分のタイミングで口へ運べるため、食べることへの興味や「自分でできた」という経験につながります。

目・手・口の協調を促す

食べ物の位置を見て、手を伸ばし、つかみ、口へ運ぶ一連の動作では、目と手と口を連動させます。柔らかいものをつぶさないようにつかむ力加減も学びます。

一口量や食感を学ぶ機会になる

かじり取る、口に入れすぎたら出すといった経験を重ねながら、一口量や食べ物の固さ、温度などを感じ取っていきます。

手づかみ食べの進め方とおすすめメニュー

手づかみ食べに適した握りやすく指でつぶせる食材

ステップ1:1日1回、1品から始める

食べ慣れた野菜やパン、おやきなどを1〜2切れ用意します。完食を目標にせず、触る、握る、口へ運ぶ経験を見守りましょう。

ステップ2:握りやすい形と柔らかさにする

始めは、赤ちゃんの手から少し出る長さのスティック状が握りやすい形です。おやきやハンバーグは小判形や俵形にします。固さは、大人の親指と人差し指で軽く押してつぶせる程度を目安にしてください。

ステップ3:主食・野菜・たんぱく質へ広げる

  • 主食:軟飯のおにぎり、やわらかいパン、いも類のおやき
  • 野菜:やわらかく加熱したにんじん、さつまいも、ブロッコリー
  • たんぱく質:豆腐入りおやき、魚やひき肉のやわらかいハンバーグ

赤ちゃんの発達と食べ慣れた食材に合わせ、少しずつ種類を増やします。味付けは薄味を基本にしましょう。

手づかみ食べを安全に進めるポイントと困りごと

手づかみ食べを安全に見守る保護者と赤ちゃん

座った姿勢を安定させ、そばで見守る

食事中は椅子にまっすぐ座らせ、大人が必ずそばで見守ります。歩きながら、遊びながら、寝転んだ状態では食べさせないでください。口に食べ物が残っているときに次々と渡すのも避けましょう。

丸くて硬い食材・詰まりやすい食材を避ける

ぶどうやミニトマトはそのまま出さず、月齢に応じて縦に切るなど形を調整します。ナッツ類、餅、硬い生野菜、弾力の強い食品などは窒息につながるおそれがあるため避けます。

食べない・投げる・握りつぶすとき

最初は遊んでいるように見えても、食材の感触を学んでいる途中です。食事時間を決め、反応がなくなったら切り上げましょう。投げるときは叱り続けるより、量を少なく出し、落ち着いて「食べ物はお皿へ」と伝えます。

えずきと窒息は異なりますが、判断に迷う場合や呼吸が苦しそうな場合は、直ちに救急要請を検討してください。心配な方は、自治体や医療機関が実施する乳幼児向け救命講習も活用しましょう。

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まとめ

手づかみ食べは、赤ちゃんが食べ物を見て、つかみ、口へ運ぶ経験です。生後9か月頃を目安に、座位や食べ物への興味などのサインを確認し、食べ慣れた食材を1品から試しましょう。

握りやすい形と指でつぶせる柔らかさに調理し、食事中は必ず大人がそばで見守ることが大切です。食べない日があっても焦らず、赤ちゃんとご家庭に合うペースで続けてください。

参考:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」厚生労働省「授乳のギモン解消ガイド」