コラム

11ヶ月の離乳食の量は何g?1食の目安と少ない・多いときの考え方

11ヶ月の1食量は、全がゆ90g~軟飯80g、野菜・果物30~40gなどが目安です。主菜の食品別の量と、食べむらへの見方を紹介します。

11か月は離乳後期にあたる時期です。月齢だけで進め方を決めず、食欲や口の動き、成長に合わせて調整しましょう。ここでは公的な目安と、家庭で用意する際の例を分けて紹介します。

11ヶ月の1食量を、食品別に確認

11ヶ月の1食量を、食品別に確認:数字は食べ切るノルマではなく、準備の参考
食品 1回の目安 読み方
主食 全がゆ90g~軟飯80g 食べる力に応じて水分を調整
野菜・果物 30~40g 合計の目安
魚、または肉 15g 食品そのものの重量
豆腐 45g 魚・肉の代わりに選ぶ場合
卵 全卵1/2個 食べ慣れた範囲で十分に加熱
乳製品 80g ほかの主菜との組み合わせも確認

札幌市の9~11か月頃の目安を整理したものです。魚・肉・豆腐・卵・乳製品は、いずれかを選ぶ考え方で、すべてをこの量ずつ足す表ではありません。肉15gは栄養素としてのたんぱく質15gではない点にも注意しましょう。

[参考]

料理全体の量と、食品の量を区別する

料理全体の量と、食品の量を区別する:同じ合計グラムでも、献立の内容は異なります

軟飯80g・野菜30g・魚15gの単純合計は125gです。魚を豆腐45gへ替えると155gになりますが、合計をそろえるために主食を減らす必要はありません。あんや汁の水分を足せば、完成した料理はさらに重くなります。

混ぜる料理では、材料の内訳を確認

雑炊やハンバーグの重量を、そのまま米や肉だけの量として数えないようにします。量りたい場合は、使った材料を把握しておくと整理しやすくなります。毎食1g単位で厳密に管理するための数字ではありません。

少ない・もっと欲しがるときの見直し方

少ない・もっと欲しがるときの見直し方:体格や食欲に合わせた調整が大切

食べる量が少ないときは、量を足す前に、かたさが合うか、口の中でつぶせているかを見ます。眠い、食事直前に授乳したなど、その日の条件にも左右されます。残した分を次の食事で無理に上乗せしないようにしましょう。

もっと食べたがるときは、主食・副菜・主菜の組み合わせも確認しながら調整します。おかず一品だけを増やし続けるより、食事全体と授乳の状況を見てください。

食べる量や進み方には個人差があります。目安との差だけで判断せず、食欲・授乳・体調・成長曲線を一緒に見ましょう。体重の伸びが気になる、むせや飲みづらさが続く場合は、小児科や保健センターの管理栄養士へ相談してください。

量を確認しながら、準備を楽にする

量を確認しながら、準備を楽にする:量と形の両方を、無理なく整える

主食・野菜・主菜を分けて準備すると、いつもの献立の偏りに気づきやすくなります。市販品を使う日は主食入りかおかずかを見て、足すものを考えます。

手作りを冷凍する場合は、清潔に調理し、食べる前に十分に再加熱します。吹田市は1週間を目安に使い切るよう案内していますが、安全を保証する期限ではありません。解凍したものの再冷凍・取り置き、食べ残しの保存は避け、市販品は商品表示を優先してください。

11ヶ月の離乳食メニュー例|主食・主菜・副菜で考える献立と使い回しのコツ11ヶ月の離乳食メニュー例|主食・主菜・副菜で考える献立と使い回しのコツ ›

参考資料(2026年10月28日確認)

本記事は公開資料をもとにした一般的な情報です。量や形は発達・食欲に合わせ、個別の食品の保存・加熱は商品表示を確認してください。