コラム

離乳食初期のたんぱく質にしらすを使うには?始め方・量と豆腐との組み合わせ

しらすは、初期に使えるたんぱく質食品の一つです。おかゆや野菜に慣れてから少量ずつ試し、魚を毎回たくさん食べさせようとせず、豆腐なども含めて食事を広げる考え方を紹介します。

「しらすだけで足りる?」「豆腐も同じ日に食べてよい?」と迷うときは、食品の量と栄養素の量を分けて考えます。初期は母乳・育児用ミルクも栄養を支える時期です。

初期のしらすは、たんぱく質食品の一つとして取り入れる

初期のしらすは、たんぱく質食品の一つとして取り入れる:離乳食の最初から、必要な栄養をすべて料理で満たすわけではない

初期は、なめらかな食べ物を取り込んで飲み込む経験を重ねます。札幌市は、おかゆから野菜などへ進め、さらに慣れたら豆腐や白身魚、十分加熱した卵黄などを取り入れる流れを案内しています。しらすも下処理して使える魚の一つです。

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母乳や育児用ミルクも引き続き大切に

しらすを食べ始めたからと、授乳を大きく減らす必要はありません。魚を何g食べたかだけで栄養が足りる・足りないを判断せず、授乳や成長、食べる様子を含めて確認しましょう。

「しらすのg」と「たんぱく質のg」を混同しない

「しらすのg」と「たんぱく質のg」を混同しない:たんぱく質食品を10g食べても、たんぱく質10gではありません

しらすには水分や脂質、ミネラルなども含まれています。「しらす5g」という材料量は「たんぱく質5gを取る」という意味ではありません。湯でのばしたペースト5gなら、しらす原料はさらに別の重さです。

初期の量は、ひとさじから段階的に

初めてのしらすは、体調のよい日に、なめらかにしたものを離乳食用スプーンの少量から試します。新しい食材を一度にいくつも混ぜず、食べた量とその後の様子を確認しましょう。ひとさじは、しらす原料を山盛りにした大さじ1杯という意味ではありません。

パルシステムの調理案内では、月齢別の写真に約15g程度と付記されていますが、写真は形状を示すものです。初めてから15gを食べさせる目標に読み替えないようにしましょう。中期の魚10~15gという目安も、初期の初回量へ当てはめるものではありません。

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豆腐やほかの魚と組み合わせるときは、主菜を分ける

豆腐やほかの魚と組み合わせるときは、主菜を分ける:たんぱく質を多く取るために、食品を重ね続けなくてよい

豆腐としらすを合わせるなら、両方を単独で試してからにします。単独で食べる量を二つとも全量追加するのではなく、その食事で使う主菜を少量ずつ分ける考え方にしましょう。初期の細かな量は進み方にもよるため、不安があれば管理栄養士へ確認してください。

離乳食初期の豆腐としらす|なめらかなペーストの作り方と組み合わせの注意点離乳食初期の豆腐としらす|なめらかなペーストの作り方と組み合わせの注意点 ›

しらすを食べない日があっても、すぐ不足とは決めない

魚の風味や粒の残り方が合わないこともあります。食べ慣れた豆腐なども使いながら、しらすは形や水分を見直して少量ずつ試します。ただし、症状が疑われるときの再挑戦は医師に相談してください。

しらすを「アレルギーが起きない魚」と考えるのも適切ではありません。食物アレルギーの個別の指示は必ず優先します。

栄養が心配なときは、食事全体と成長を相談する

栄養が心配なときは、食事全体と成長を相談する:一つの食品だけで、栄養を評価しない

食べる量が増えない、食品の幅が広がらないときは、数日分の料理名やおおよその量、授乳、食べる様子を記録すると相談に役立ちます。成長曲線から大きく外れる変化や食べにくさが続く場合は、小児科・保健センターへ相談してください。

[参考]

しらすは必要な塩抜きと加熱をして、初期に合うなめらかさへ整えます。おかゆや野菜も無理のない範囲で経験し、焦ってしらすだけを増やさないようにしましょう。

離乳食初期のしらす|いつから・量の考え方と塩抜き・ペーストの作り方離乳食初期のしらす|いつから・量の考え方と塩抜き・ペーストの作り方 ›

離乳初期のしらすペーストに慣れた後、手づかみ食べを始める時期の準備には次の選択肢もあります。こちらの商品は9か月頃からの表示で、初期向けではありません。

参考資料(2026年10月29日確認)

本記事は公開資料をもとにした一般的な情報です。量や形は発達・食欲に合わせ、個別の食品の保存・加熱は商品表示を確認してください。