コラム

離乳食中期の献立の立て方|2回食の組み合わせ例と主菜を重ねないコツ

「おかゆだけになった」「豆腐と魚を同時に出してよい?」。中期の献立は、主食・野菜・主菜を選び、食品群ごとに一食を組み立てると考えやすくなります。

ここでの献立は組み合わせ例で、すべてを同じ量で完食させる指示ではありません。料理ごとの作り方を探す場合は中期のメニュー例も参考にしてください。

献立は3つの食品群を置くところから

献立は3つの食品群を置くところから:品数を増やすより、食品群の偏りを確認

最初に食べ慣れたおかゆを選び、野菜、主菜を加えます。全部を別の皿に盛る必要はなく、魚と野菜をおかゆへ混ぜる一皿料理でも組み立てられます。混ぜる場合は、何がどれくらい入っているかを確認しておきましょう。

中期の目安は全がゆ50~80g、野菜・果物は合わせて20~30g、主菜は魚や肉10~15g、豆腐30~40gなどです。これは主菜を選ぶ目安なので、魚と豆腐を両方満量ずつ足す考え方にはしません。

[参考]

朝と2回目の献立の組み合わせ例

朝と2回目の献立の組み合わせ例:未経験の食材は、まとめて使わない
食事 主食・主菜・野菜の例 調整すること
朝の例 おかゆ/にんじん入り豆腐あん 豆腐は加熱し、水分を整える
2回目の例 白身魚入りおかゆ/かぼちゃ 骨・皮を除いた魚を細かくする
別日の例 おかゆ/鶏ささみと青菜のとろみ煮 肉の筋と青菜の繊維に注意

すべての食材に食べ慣れた場合の例です。主菜や野菜を一度に何種類も初めて試さず、初回は少量からにします。2回食の開始直後は、追加する食事を少なめにしても構いません。

[参考]

豆腐・魚・卵が重なる日の考え方

豆腐・魚・卵が重なる日の考え方:「少しずつ入っている」を足して見ましょう

魚がゆに豆腐の煮物と卵料理を付けると、見た目は少量でも主菜が重なります。一皿の量だけで判断せず、献立全体で確認し、複数使う場合は各食品を減らして調整しましょう。迷う場合は具体的な量を記録して栄養相談へ持参できます。

野菜や果物も同様です。煮物の野菜に果物を足す日は合計量を意識します。ただし、量を正確に合わせることへ追われるより、食べる力に合った状態かを優先してください。母乳・ミルクは食事が増えても続けます。

[参考]

献立を考える負担を減らす方法

献立を考える負担を減らす方法:毎日違う料理名でなくても大丈夫

同じ野菜でも、豆腐あんに合わせる日、おかゆへ混ぜる日と使い方を替えれば、食品を大量に増やさず献立が作れます。冷凍素材を使う日は十分に再加熱し、食べ残しを再利用しないでください。

中期の献立は、主食・野菜・主菜を一つずつ考え、食べ慣れた食品を軸にするのが基本です。食べなかった一食を取り戻そうとして次の食事を大盛りにせず、授乳と成長も見ながら続けましょう。

[参考] 離乳食中期のメニュー例|おかゆ・うどん・野菜あんの使い分けと食べやすい工夫離乳食中期のメニュー例|おかゆ・うどん・野菜あんの使い分けと食べやすい工夫 › 離乳食中期の量はどれくらい?1回の目安と増やし方・残す日の考え方離乳食中期の量はどれくらい?1回の目安と増やし方・残す日の考え方 ›

中期の食事は、舌でつぶせるやわらかさを優先します。以下は9か月頃以降、手づかみ食べを始める時期の選択肢です。中期向けの商品として使うものではありません。

参考資料(2026年11月1日確認)

本記事は公開資料をもとにした一般的な情報です。量や形は発達・食欲に合わせ、個別の食品の保存・加熱は商品表示を確認してください。